- SNAKE HIP SHAKES
- BLACKOUT(失くした週末に)
- PRIDE~It’s only a love song~
- Stunt Flyers
- STRIP DOWN
- CLOUDY SKY BLUES
- Sweet little child
- 永遠のJustice~この道の果てに~
- FREEDOM
- POISON CHERRY
特におすすめの曲!
逆境を跳ね返す起死回生の1枚!
ZIGGYからSNAKE HIP SHAKESへとバンド名を変えての1stアルバム。2000年作品。
ZIGGY名義での前作「Goliath Birdeater」発表後、音楽性の違いのよりベースの戸城憲夫さんが脱退。
それにより契約違反とされ、レコード会社であるソニーに契約を解除されてしまいます。
また、その契約解除に伴いZIGGYの名前も使用できなくなり、一時的にバンド名をSNAKE HIP SHAKESに変え、
活動を続行。戸城さんの後任には津谷正人さんが加入しました。
初めてSNAKE HIP SHAKESの写真を見た時は「え、イエモンのHEESEYが入ったの?」と勘違いしてしまいました。
それぐらい似てますよね。友人も勘違いしてました(笑)
アルバムの内容はまさに起死回生の1枚!これぞロックンロール!という最高の作品です。
荒削りながらも衝動的に疾走するサウンドはまさに「1stアルバム」にふさわしい内容。
最大の危機にも一致団結したバンドの決意が音に表れてますね。
ソングライティングで大きなウェイトを占めていた戸城さんの脱退の影響も感じさせない程の、
メロディアスでハードでアップテンポなロックンロールを存分に堪能できます。
#1のSNAKE HIP SHAKESからいきなりアクセル全開!タイトル通りこのバンドの代名詞といえるこの曲、サビのメロディがとにかく最高。こんなにカッコいいオープニングナンバーはなかなかない。その後には森重節全開の曲#2BLACKOUT(失くした週末に)、#3のPRIDE~It’s only a love song~と続く。
今作は松尾さんがいい仕事してます。提供したハードな#4のStunt Flyers、メロウなアコギナンバーである#6のCLOUDY BLUESのどちらもいい曲。また#5のSTRIP DOWNの頭のブルージーなアコギのアプローチはまさに彼の特徴であり武器。
いい味出してます。
他にもハードなロックナンバー#7のSweet little child、先行シングル曲の#8永遠のJustice、スローで力強いバラード#9のFREEDOMといつも通りのバラエティ豊富な曲が揃ってます。永遠のJusticeはアルバムバージョンですがシングルよりはるかに良くなってますね。
そして最後にまた森重節のキャッチーなロックンロールナンバーPOISON CHERRYで幕を閉じます。
まさに捨て曲なしの全10曲。個人的にはZIGGY時代も含めてTOP3に入るほど好きな作品なんですよ。即効性も非常に高く、メロディアスなロックが好きな人なら必ず気に入るだろう名盤だと思います。