- NAKED BLUE
- The unclouded day
- Socialの中で・・・
- You are everything and everything is you
- 君に逢いたい・・・
- BAD BABY
- RAIN NOISE
- [D]ear [C]ool DEAD
- Remember
- TO THE NIGHT
特におすすめの曲!
泥臭くて熱い”男”のビートロック!
日本のロックバンドCRAZEの1stアルバム。1995年作品。
元JUSTY-NASTYの藤崎賢一(Vo)、元D’ERLANGER~BODYの瀧川一郎(G)と菊地哲(Dr)、元ZI:KILLの飯田成一(B)という豪華なメンバーによるバンド。
CRAZEといえば「ボーカルが何度も変わっているというバンド」という印象がある方も多いのではないでしょうか?
彼らは2005年の解散まで10枚のアルバムをリリースしていますが(最後の2枚はミニアルバム)、合計4人がボーカルを務めています。
藤崎賢一さんが歌っているのは1stと2ndの2枚のみですが、この時期が1番好きという方が最も多いかと思います。(たぶん)
ボーカルの変更に伴い、CRAZEの音楽性も微妙に変化していきますが、藤崎さんの2枚のアルバムではハイエナジーで男らしく熱いビートロックをやっています。
ボーカルが変わってもCRAZEの核は瀧川一郎さんの個性的なエッジの効いたギターと菊地哲さんの派手なドラムでしょう。
また、作曲に関してもこの2人が中心になってます。
内容ですが、#1のNAKED BLUEはイントロの歪んだギターのカッティングからいきなりメロディアスで熱いサビへ。
もうこの曲=CRAZEという感じ。後にシングルカットもされてます。名曲。
#2のThe unclouded dayは哲さん作曲のポップな曲。跳ねたビートが気持ちいいね。
#3のSocialの中で・・・は切ないメロディの綺麗なバラード。あまり人気ないみたいですが個人的に結構好きだったりします。たまにふと聴きたくなる時があります。間奏のピアノがなぜか結構好き。
#4のYou are everything and everything is youはアコギ主体でこれもメロディが綺麗でいい曲。ギターソロで歪んだギターがギターがガッと入ってくるのがいい感じ。
#5の君に逢いたい・・・も哲さん作曲のこれまたキャッチーでサビが熱い。哲さんも本当にいい曲作るんですよね~。
#7のRAIN NOISEは唯一の飯田さん作曲のベースから始まるパンキッシュな曲。ドラムがめちゃカッコいいね。
#8の[D]ear [C]ool DEADはスリリングな高速ロックナンバー。これぞロック!なギターリフがクールですね。
#10のTO THE NIGHTはアンセム的な熱い曲。ライブでは必ず演奏される名曲です。
非常に熱いアルバムです。当時の商業主義的ロックに反抗する姿勢を強調した、まさにロックなバンドでしたね。
しかし、wikiによるとこのアルバム10万枚売れてるんですね。知らなかった。
最近はこういうビートロック系のバンドって本当にいないですよね・・。懐かしい感じがします。