- Spring Has Come
- FANTASIA~LIFE WITH FOOTBALL~
- I feel free(feat. char)
- Promised Land
- J’s THEME(Jのテーマ）~FRONTIER ver~
- ノスタルジア
- Kingdom of the Heavens
- John English
- Life is Beautiful
- WE PROMISE
- Period
特におすすめの曲！
多彩な楽曲が聴けるギターインストの名盤！
TUBEのギタリスト、春畑道哉さんの通算11作目のソロ・アルバム。2022年作品。
私が春畑さんの作品を聴くきっかけになったのは、YouTuberのSATSUMA3042さんの完コピ動画を見たこと。
その曲のカッコ良さに衝撃を受けて、ベスト盤をすぐポチり、その後どっぷりとはまりました。
春畑さんの事は、TUBEのギタリストとしてもちろん認知してました。めちゃ上手い人というのは知ってましたが、作品は聴いた事がなかったんですよね。代表曲Juguarも春畑さんの曲だって知らなかったぐらいでした。
春畑さんのアルバムの魅力はインストでありながら曲が良く、飽きずにずっと聴き続けられる事でしょう。
私は趣味でギターを弾くので、様々な有名ギタリストのいわゆるギターインストの名盤といわれるアルバムも結構聴いてきたのですが、好きな曲はあれど、アルバムでは1枚通して聴くのが結構しんどかったりするんですよね。その点、春畑さんのアルバムはいろんなタイプの曲があり、さらになんといっても曲が良いんですよね。曲が良いからずっと聴けるんです。抜群のギターテクニックを持ちながらもそれをひけらかす事はせずに、その楽曲に合った様々な表情のギターを聴かせてくれます。
今作もこれまでの作品同様、ハードな曲、落ち着いた曲、ピアノ曲など多彩な楽曲が収められてます。
＃1のSpring Has Comeはサックスやキーボードなどが春畑さんのギターと一緒に奏でられていて軽やかでスタイリッシュ。タイトル通り、様々な出会いの季節である春のワクワクした気持ちを感じることができる曲。
＃2のFANTASIAや＃10のWE PROMISEは壮大でメロディアスな楽曲。どちらもサッカー関連のテーマソングとして提供されているだけあり、スタジアムで流れてそうな曲ですね。＃3のI feel freeはcharさんが作ったファンキーな曲。春畑さんとのギターバトルはスリリングで聴きごたえ充分。＃4のPromised Land、＃8のJohn Englishは繊細で優しい雰囲気の曲。ウォームなギターが心地よいです。泣きのプレイを披露しているギターソロも抜群。ピアノ曲の＃6ノスタルジアや、春畑さんの口笛が印象的なアコースティックナンバー＃9のLife is Beautifulもいいアクセントになってますね。ハードな＃7のKingdom of the Heavensではメタリックなツインリードギターが聴けます。そしてラストナンバーのPeriodは、名曲Color of Lifeを彷彿とさせるドラマティックで感動的な曲。途中から導入されているバイオリンの音がさらに良さを引き立ててますね。
今作も素晴らしいギターインストアルバム。長く聴き続けられることは間違いありません。
ギターを弾く人はもちろん、そうじゃない人でもぜひ聴いてほしい作品です。BGMとして最高ですよ。
当初は初回限定盤を購入する予定だったんですが、ジャケットのあまりのカッコ良さに通常盤を買ってしまいました。DVDは見たいが同日にライブ映像作品がリリースされるからいいか・・とういう感じで。
また、ヤングギターの5月号は春畑さん大特集でおすすめです。新作についての記事はもちろん、ソロデビュー35周年を記念して過去を振り返るインタビューやこれまでのディスコグラフィーもあり読み応えたっぷり。
さらに新作からWE PROMISE、過去の名曲DRIVINのギタースコアも掲載されているのでギター弾きは必読ですよ。
また、ギタースコア発売にあたり、掲載曲の読者投票もあります。3曲までリクエストできるので弾きたい曲がある方はぜひ！もちろん私も投票しました。
