- I WAIT
- ROCK BABY
- あの娘行方不明
- ノイローゼ
- デコレーションBABY
- 雨に打たれたとでも思へ
- GAIN AGAIN
- CLASH OVER ME
- 煙の中で
- 裸の行列
- 戦場のシンデレラ
- キラーマン
- 夢中よ甦れ
- MY STREET
特におすすめの曲!
メジャー復帰作! だが内容は・・・
日本のロックバンドTHE SLUT BANKSの通算6作目のフルアルバム。2016年作品。
メジャー復帰後第一弾です。ギターは長くバンドを支えた石井さんが脱退し、新たに参代目ACE DRIVERこと坂下たけともさん(元SADS~THE DUST’N BONEZ)が加入しています。残念ながらサポートのDR.SKELTONさんは今作は不参加のようです。
これの前にリリースしたミニアルバム”METALIC JUNK”が非常に素晴らしく、名盤である2000年の3作目”死霊遊戯~EVIL THE DRAGON~”以来のメジャーでのリリースということでかなり期待したのですが・・・
作風としてはポップなアルバムだと思います。ロマンスよりもポップかな。聴きやすいロックという感じでシンプルで無難な曲が並んでますね。”METALIC JUNK”の方向性の曲は全くなし。というかロックでカッコいいリフを持つ曲がない。メジャーからという事で歌詞も気をつかったのか、TUSKさん得意の過激なワードの歌詞はないですね。
#9.煙の中でと#10.裸の行列はいい曲ですね。ポップで爽やかでシンプルにいい曲だと思います。蘇生後初のミニアルバムに収録されていたバラードの再録#6.雨に打たれたとでも思へもいい。だけど得意の速いロックな曲がイマイチなんですね。ガツンとくる曲がない。軽快な#5.デコレーションBABYは好きですが少し物足りない・・
あまりバンドの個性が感じられなくてガッカリしてしまいました・・・。これじゃこのバンドを聴く意味がないんです。THE SLUT BANKSの実力はこんなもんじゃないと思うので。CYCLOの時も書いたんですが自分がこのバンドの求めてるのはなんでもありのごちゃ混ぜ轟音ロックなんですよね。もう一度あの第一期の作品を初めて聴いた時の興奮を味わいたくて作品を買い続けてるのですがもう無理なのかな?、とか思いつつも結局この先もアルバムは買い続けてるのでした(笑)。