- Abrakadabra
- Influencer
- Forever And A Day
- Weep When You Die
- Give Me A Smile
- Catch Me If You Can
- One For All
- Dreams In Red
- Throw A Brick
- Fighter
特におすすめの曲!
キャッチーでスケールの大きいハード・ロックンロール!
スウェーデン出身のハードロック・バンドの通算12作目のスタジオアルバム。
キャッチーなハードロックが持ち味の彼らですが、今作では彼らの作品で名盤として誉れ高い5th【hardcore superstar】以来、プロデューサーにヨハン・レイヴェンを起用し、アルバムジャケットもその5thにそっくりですね。
私がこのバンドに出会ったのもその5thが当時話題になっていて購入してみたのが初めてでした。聴く前はBackyard babiesとかThe Hellacoptersみたいなパンキッシュなロックンロール色が強い音かと想像していたのですが、Hardcore Superstarはよりメロディアスでハードロック色が強い印象を受けました。その当時はまだパンクロックを中心に聴いていたのでなんかモトリーみたいだな~とそんなにのめり込みませんでしたが、その数年後、聞き返して突然メチャクチャはまり、彼らのアルバムを全て集める程のファンになりました。
前作の【You Can’t Kill My Rock’n Roll】がかなり気に入っていたので今作も期待してましたが・・
最高ですね~。
持ち味であるキャッチーなメロディーはもちろん、ライブでは大合唱が起きそうなインパクトが強くて覚えやすい曲が多いです。まさにアリーナロックというか、大きな会場で演奏するのが目に浮かぶほどにスケールが大きく、クオリティの高いナンバーが揃ってます。
演奏も文句なし。本当にカッコいいんです。捨て曲なしの名盤です。
オープニングナンバーのAbrakadabraのイントロは5thを意識してるようでニヤリとしてしまうし、#6のCatch Me If You Canなんでまさに彼らの魅力が凝縮されたナンバー。アップテンポでメロディアスでダイナミックな演奏。流れるような華麗でテクニカルなギターソロが素晴らしい!
#10のFighterもアコギ主体の美しい曲ながら決意のこもった歌詞は力強く、このコロナ禍の世界の中でメンバーにとってもファンにとってもアンセムとなる曲でしょう。ライブでは全編大合唱が起きそうですね。
ドラマーのアッデ・ムーンによる「良き友人、冷たいビール、そして大音量のスピーカーと共に楽しめるファンのための作品」という言葉通りのハッピーで盛り上がれる曲ばかり。是非大音量でお楽しみあれ!