NO USE FOR A NAME 【Hard Rock Bottom】レビュー

  1. Feels Like Home
  2. International You Day
  3. Pre-Medicated Murder
  4. Dumb Reminders
  5. Any Number Can Play
  6. Friends Of The Enemy
  7. Angela
  8. Let Me Down
  9. This Is A Rebel Song
  10. Solitaire
  11. Undefeated
  12. Insecurity Alert
  13. Nailed Shut

特におすすめの曲!

目次

メロディック・パンクの金字塔的作品!

アメリカのパンク・ロックバンドの通算6作目のスタジオアルバム。2002年作品。

メロディック・パンクの名盤中の名盤として知られる今作。

これを聴いて気に入らなかったらたぶんこのジャンルの音楽を好きになる事はないのではないでしょうか?

このバンドの売りはなんといってもメロディ! 疾走感あふれるパンクサウンドに哀愁ただよう美メロの嵐。

メロディ志向の強い日本人向けのメロディック・パンクバンドだと思います。

NOFXやLagwagonといったfat wreck chordsの他の大御所バンドと比較しても、メロディの良さは群を抜いています。

#1のFeels Like Homeからもうそこらのバンドとは違います。1分程のイントロダクション的な位置づけでボーカルとクリーントーンのギターだけの曲なんですが、メロディが素晴らしく、この時点でもう名盤の臭いがします。

続く#2のInternational You Dayは疾走感と哀愁漂うメロディーが絶品。この曲を聴いた時点でもう彼らの素晴らしさがわかります。

#7のAngelaは私がこのアルバムで1番好きな曲。陽性のキャッチーなメロディで疾走する爽やかなナンバー。

珍しくギターソロもあってこれがコンパクトで非常にカッコいいですね。

#8のLet Me Downはアコギの弾き語りから始まりそのバンドサウンドへと変わるドラマティックな曲。曲が良いのでどちらのバージョンも本当にいいです。

そして最後#13のNailed Shutなイントロがまず最高。綺麗なクリーントーンのアルペジオのギターで始まり、その後、

ドラム→ベースの順に入ってきて歪んだギターがバーンと入ってきて盛り上がる。そして胸キュンの歌メロと疾走するサウンド。いやー聴いていて本当に気持ちいい名曲です。

まさに名盤。パンク好きならもちろん誰もが知ってますが、なぜか日本での知名度はあまり高くなかったですよね。

バンド名が長くて覚えにくいのも原因なのでしょうか・・

NO USE FOR A NAMEは合計8枚のスタジオアルバムを発表しましたが、2012年にTony Sly(Vo,G)が亡くなり、

残念ながらバンドは解散しました。

このアルバムの後の2枚の作品も素晴らしいので機会があれば紹介したいと思います。

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