- Nice Guys Finish Last
- Hitchin’ A Ride
- The Grouch
- Redundant
- Scattered
- All The Time
- Worry Rock
- Platypus(I Hate You)
- Uptight
- Last Ride In
- Jinx
- Haushinka
- Walking Alone
- Reject
- Take Back
- King For A Day
- Good Riddance(Time Of Your Life)
- Prosthetic Head
特におすすめの曲!
さらに幅広い音楽性へと進化を遂げたモンスターバンドの傑作!
アメリカのパンクバンドGreen Dayの通算5作目のスタジオアルバム。1997年作品。
前々作のDookieの世界的メガヒットにより、この時点でパンク好きであれば知らない人はいないバンドになってましたが、
良くも悪くもメロディック・パンク一色だったこれまでと違い、今作では殻を破ったようにバラエティ豊富な楽曲が揃ってます。さらに一段上のステージへと成長を遂げました。
もはやパンク・バンドと一括りにはできずにより広義なロックバンドへと進化してます。
でも各曲はGreen Dayらしくシンプルでコンパクトで聴きやすく、あっという間に聞き終えてしまう作品です。
まず、今作を語る上で絶対にはずせないのは#17のGood Riddance(Time Of Your Life)でしょう。アコースティックギターとボーカルで弾き語る静かで美しい曲。途中で導入されるストリングスも楽曲の良さを引き立ててます。
メロディーも絶品でまさに後世に残る名曲といえるのではないでしょうか。
もちろんこれまでのGreen Dayらしい軽快なメロディック・パンクナンバーもあります。
#1のNice Guys Finish Last、#5のScattered、#11のJinx、#14のRejectがそれに該当。
さらに#8のPlatypus(I Hate You)や#15のTake Backみたいなハードコア・パンクな曲もあったりしてノリノリになりますね。
他にもミドルテンポでじっくり聴かせる#4のRedundant、イントロのハープが印象的な#13のWalking Aloneもいいしホーンを取り入れコミカルに始まるポップな#16のKing For A Dayなどなど・・本当に粒ぞろいの楽曲がそろっており楽しめます。
個人的にGreen Dayで最も好きなアルバムであり最も聴いた作品。「Dookie」よりも「American Idiot」よりもこちらの方が好きです。まさにロック史に残る名盤でしょう!