Donots 【Amplify The Good Times】

  1. Get Going
  2. Saccharine Smile
  3. Friends(Fucked)
  4. Hours Away
  5. Big Mouth
  6. Lady Luck
  7. That’s Armageddon
  8. Rollercoaster
  9. My Stereo’s A Liar
  10. Worst Friend/ Best Enemy
  11. Up Song
  12. Someone To Blame
  13. Oh Year Oh Year
  14. Private Angel
  15. Bad To The Bone(Live)
  16. We’re Not Gonna Take It (Live)

特におすすめの曲!

目次

多彩な楽曲にメロディーも充実の名盤!

ドイツのメロディック・パンクバンドDonotsの通算3作目のスタジオアルバム。

日本でのデビュー作です。2作目のPocketrockも日本盤が出てますがこれの後に発売されました。

彼らの魅力はメロディック・パンクサウンドをベースに様々なジャンルの影響がみられ、今作も「パンク」と一括りにできない程に多彩な楽曲が収録されており、高品質な「ロック」アルバムです。メロディの質は高く、練られた曲展開、ツインギターによる多彩なギターワークも魅力的。

今作は典型的なメロディック・パンクな曲では私がこのバンドを知るきっかけとなった#2のSaccharine Smileを筆頭に、#5のBig Mouth、#9のMy Stereo’s A Liar、#11のUp Songという4曲はメロディーが絶品で素晴らしく、このジャンルのバンドのファンならば満足する事まちがいなし。特に#2は彼らのキャリアで最高の曲と呼べるだろうキラーチューンです。また、ミドルテンポでじっくり聴かせる#4のHours Awayも名曲。こういう曲が書けるのもこのバンドの強み。

その他にも、ハードでシリアスな雰囲気のロックナンバー#8のRollercoasterや#10のWorst Friend/Best Enemyに#13のOh Year Oh Yearなんかどれも最高だし、#14のPrivate Angelは重くてメタリックだけどメロディーはキャッチーで最高。SUM41の2ndと3rdが好きなら気に入るでしょう。

ちなみに彼らはメタル大好きなんですよね。日本盤ボーナストラックとしてTwisted SisterとRunning Wildのカヴァーのライブバージョンが収録されてますが、後にスタジオ録音を収録したEPもリリースしてます。このEPに入ってるGot The TimeはAnthraxの曲だと思ってたけどJoe Jaksonという方のカヴァーだったのですね・・

ボーカルののIngo knollmannは相当なMetallicaマニアでかなりの数のグッズを収集してるみたいです。(今はどうか知りませんが)。その縁もあってか後にメタル雑誌のBurrnにもDonotsのインタビュー記事が掲載されてました。MatallicaがSt. Angerをリリースした直後だったので感想を聞かれてた記憶が。

このアルバムはかなりお勧めです。パンク好きじゃなくてもアップテンポなロックが好きなら気に入ると思いますよ。私はこの作品がかなり気に入ったので彼らの作品はEPやベストなんかも含めてこの後もしばらく買ってました。ただこの後の作品は2,3曲いい曲は入っていてもアルバムとしての完成度はこの作品を超えられるものはなく、聴き込むようなアルバムはなかったですね。でも2ndのPocketrockはおすすめ。

彼ら、まだ活動してるみたいですので新譜が出たら久々に聴いてみようかな。

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