- Stand Up For Rock ‘N’ Roll
- Runnin’ Wild
- Too Much, Too Young Too Fast
- Diamond In The Rough
- Fat City
- Blackjack
- What’s Eatin’ You
- Girls In Black
- Cheap Wine & Cheaper Women
- Heartbreaker
- Hellfire
- Dirty Angel
特におすすめの曲!
小細工なしの直球勝負!ロックンロールは不滅なり!
オーストラリア出身のロックバンドAirbourneの1作目のスタジオアルバム。2008年作品。
まさにロックンロール馬鹿によるロックンロール馬鹿のための作品、といった感じの今作、いやー最高ですよ。なんの小細工もなしに荒々しくストレートに疾走する漢のロックンロールです。ジャケットからしてまず最高ですよね(笑)。
同郷のレジェンドであるAC/DCの影響が強く表れたサウンドはまさに爆走型AC/DCと呼ぶのにふさわしいのでは。その潔いサウンドは抜群に気持ち良く、聴いているうちに自然に体が動いてしまうこと間違いなし。とにかく何も考えずに楽しめるアルバムです。ビール飲みながら聴くのに最適ですよ(笑)。
非常にライブ向けのバンドだと思います。どの曲も一緒に歌えそうなコーラスだったりかけ声なんかがあるんですよね。しかもガツンと来るギターリフにキャッチーなメロディー。演奏したら楽しそうだなぁと思う曲ばかり。
まず#1.Stand Up For Rock ‘N’ Rollが最高のオープニング曲。1stの1曲目としての彼らの歴史の始まりを象徴する曲でしょう。イントロでもうすでニヤリとしてしまいます。大仰に始まったかと思えば徐々にスピードアップしていき疾走する展開はテンション上がります。#2.Runnin’ Wildもタイトルトラックにふさわしい曲。程よいテンポながらサビのバックコーラスは自然に口ずさんでしまうほどキャッチー。また、#3.Too Much, Too Young Too Fastのようなミドルテンポの曲でもリフが凝っていたり、キャッチーだったりで全く退屈することはありません。素晴らしい。
その後もアップテンポとミドルテンポの曲がバランス良く配置されていてあっという間に聴き終えてしまいます。アップテンポの#6.Blackjack、#10.Heartbreaker、#11.Hellfire、#12.Dirty Angelはもうノリノリになっちゃいますね。
彼らは2022年9月現在までに5枚のスタジオアルバムをリリースしてますが、全くブレずにこのスタイルを貫き通してます。全部好きなんですが自分はやはりこの1stの衝撃が凄かったですね。金太郎飴的なバンドなので、「似たような曲ばっかじゃん!」って思う人もいるかもしれませんがそれでいいのです(笑)。それが彼らの魅力なので。是非ライブが見たい・・・調べてみたんですが彼らが来日したのって2008年のLOUDPARKでの1回だけなんですかね?それじゃあ今後も単独来日公演は難しいかなぁ。4枚目以降は日本版出てないし・・・