- Set You Free
- Destroy & Conquer
- You Made Me Want To Live
- Forever And A Day
- End Of Days
- Ruins
- Forsaken
- Love Reign Down(2021 Version)
- Gospel Of Lies
- Shelter Me
- Gather All My Sins
- Farewell Ballad
- Don’t Dream It’s Over
- I Can’t Tell You Why
日本盤ボーナストラック
特におすすめの曲!
最高傑作!? 超ヘヴィな曲にバラードも最高の充実作!
スーパーギタリストZakk Wylde(Vo,G)が率いるメタルバンドの通算11作目のスタジオアルバム。
サザンロックのテイストを取り入れたヘヴィなどっしりとしたメタルを聴かせてくれるバンドです。
そしてこのバンドの魅力はなんといってもザックのギター。超ヘヴィなリフにゴリゴリと弾きまくるハイパーなギターソロはいつも通り素晴らしいです。
上手いギタリストはいくらでもいますが、彼はまさに世界で一つの「音」を持つ特別な存在でしょう。特に緩急自在のエモーショナルなギターソロはまさに一聴の価値ありです。
さらに今作ではもう一人のギタリストであるDario Lorinaとのツインギターも聴きどころです。ソロを交互に弾くスリリングなギターバトルなんかもあって新鮮ですね。
内容に関してはヘヴィな曲が多い中で、3曲あるバラードがとにかく素晴らしい。私はザックが書くバラードが大好きなんです。叙情的な切ないメロディにドラマティックなギターソロ・・心に沁みるわぁ・・#4のForever and a day、#8のLove Reign Down、#12のFarewell Balladがそれにあたりますが特にFarewell Balladは素晴らしすぎる、最初からメロディアスなギターソロが1分半続き、美しい歌メロパートへ。ギターソロも基本音数少なくメロディを重視しながらも時折リミットをはずしたような速弾きを披露したりと聴き入ってしまいました。彼のキャリアでもトップクラスの出来じゃないでしょうか。
また、日本盤ではボーナストラックとしてカヴァー曲が2曲入ってますがどちらもアコースティックアレンジで素晴らしいですよ。
ちなみにZakk Wylde名義でBook of Shadowsというアコースティックアルバムが2枚発売されてますので、彼の静かな曲が好きな方にはおすすめです。
ギタリストとしてもソングライターとしても最高。やっぱこの人カッコいいわ、と改めて実感する作品です。
Black Label Societyの作品としてはOrder Of The Blackと並ぶくらい気に入りました。