- So Far
- Next 2 You
- Out Of Line
- Everything
- Carousel
- Sorry
- Crazy Bitch
- Onset
- Sunshine
- Brooklyn
- Broken Glass
- Back In The Day
- Pump It Up
特におすすめの曲!
このアルバムだけは好きなんです・・・
アメリカのロックバンドBuckcherryの通算3作目のスタジオアルバム。2005年作品。
1999年のデビュー後、2枚のアルバムをリリースして2002年に解散したBuckcherryでしたが、ジョシュ・トッド(Vo)とキース・ネルソン(g)を中心に2005年に再結成、本作はわずか15日間のレコーディングで完成させた作品。彼らのサウンドはジョシュの持つパンク要素とキースが持つハードロック要素が合わさったパンキッシュなロックンロールが持ち味。そして今作はまるでデビュー作のようなエネルギーと勢いとを感じる傑作です。
彼らの1stは当時のバンド仲間がよく車で流していたので、なんとなく知ってましたがきちんと聴いたことはなかったんですよね。この作品は某ロック誌でかなり高評価だったので購入してみたんですがかなり気に入って当時は結構聴いてました。他のアルバムはやや一本調子で単調な印象がありますがこのアルバムは違う。アップテンポでハードな曲はもちろん、ミドル、バラード、ブルージーと非常に多彩でバラエティに富んでおり、なかなか飽きません。
疾走ナンバーの#1.So Farで幕を開けると、ギターの単音リフのイントロから始まるキャッチーなロックンロール#2.Next 2 Youが炸裂。その後の#3~#6まではミドルテンポの曲が続くが曲自体のクオリティが高いためあまり気にならず。カントリー風味の#5.Carousel、王道バラードの#6.Sorryもいい曲。
そしてグルーヴィな#7.Crazy Bitchはワウペダルを多用したギターフレーズが非常にクール。その後もサビが今作で最もキャッチーな#8.Onset、キース色の強いオーソドックスなロックンロールナンバー#9.Sunshine、アコギ主体のブルージーな#10.Brooklyn、ハードで攻撃的な#11.Broken Glassなど粒ぞろいの曲が並んでます。
このアルバムを気に入ったので、過去2作も購入し、その後も2013年の6th”Confessions“までは出るたびに買ってましたが、どれもイマイチでそれ以後は購入しなくなりました・・・パンキッシュでキャッチーな2nd”Time Bomb“はそこそこ良かったけど・・・今でも新譜が出るとサブスクで聴いてみたりしますがやはりハマらない・・・まぁ聴くタイミングとかもあったんでしょうけど彼らの作品はこの15しかダメでしたねぇ・・・