- It’s Not Over
- Used To
- Home
- Over You
- Crashed
- Feels Like Tonight
- What I Want
- Breakdown
- Gone
- There And Back Again
- All These Lives
- What About Now
- Sorry
特におすすめの曲!
豪華な制作陣によるプロフェッショナルな商業ロック作品
アメリカのロックバンドDaughtryの1stアルバム。2007年作品。
アメリカのオーディション番組”アメリカン・アイドル”のシーズン5のファイナリストである、クリス・ドートリー(Vo)を中心に結成されたロックバンド。抜群に上手くて力強い彼のボーカルは耳なじみがよく、まさにこのバンドのような大衆受けするロックに最適でしょう。
内容的にはNickelbackあたりをさらにポップにしたようないわゆる”商業ロック”なんですが、ここまで曲が良ければなんの文句もないですね。とにかくどの曲も完成度が高い。まさにプロフェッショナルな商業ロックアルバムという印象。楽曲は経験豊富で多彩なソングライター陣とクリスの共作が多く、アルバムの全体プロディースは敏腕プロデューサーのハワード・ベンソンが手掛けていたことからも、レコード会社のこのバンドへの本気度を感じることができますね。
#1.It’s Not Overでのやや暗い雰囲気での哀愁を帯びたメロディーはCREEDやSTAINDあたりのポスト・グランジ系のバンドに近い感触ですね。しかし#2.Used Toは絶品メロディーの明るいアメリカンロックで驚き。問答無用のクオリティです。いい曲すぎる。#3.Homeはストリングスが美しい優しい雰囲気のバラード。
それ以降も、カラッと明るく聴きやすい#4.Over You、#6.Feels Like Tonight、ゲスト参加したスラッシュがリード・ギターを弾いているダイナミックなロックナンバー#7.What I Want、アコギ主体の繊細で美しいメロディーが魅力、間奏は歪んだギターがガツンと入ったりと展開が巧みな#8.Breakdown、ひときわロック色が強いヘヴィな#10.There And Back Again、切ない雰囲気の歌いだしからサビでは暖かいメロディーでグッとくる壮大なスケールの曲。#12.What About Now、とまさに一分のスキもなし。
昔のBON JOVIが好きな人にはおすすめです。非常に聴きやすいバンドですよ。この後の2nd、3rdも同様にクオリティ高くおすすめです。それ以降はポップ色が強くなりすぎてあまり好きじゃないかな・・・