Daughtry 【Daughtry】レビュー

  1. It’s Not Over
  2. Used To
  3. Home
  4. Over You
  5. Crashed
  6. Feels Like Tonight
  7. What I Want
  8. Breakdown
  9. Gone
  10. There And Back Again
  11. All These Lives
  12. What About Now
  13. Sorry

特におすすめの曲!

目次

豪華な制作陣によるプロフェッショナルな商業ロック作品

アメリカのロックバンドDaughtryの1stアルバム。2007年作品。

アメリカのオーディション番組”アメリカン・アイドル”のシーズン5のファイナリストである、クリス・ドートリー(Vo)を中心に結成されたロックバンド。抜群に上手くて力強い彼のボーカルは耳なじみがよく、まさにこのバンドのような大衆受けするロックに最適でしょう。

内容的にはNickelbackあたりをさらにポップにしたようないわゆる”商業ロック”なんですが、ここまで曲が良ければなんの文句もないですね。とにかくどの曲も完成度が高い。まさにプロフェッショナルな商業ロックアルバムという印象。楽曲は経験豊富で多彩なソングライター陣とクリスの共作が多く、アルバムの全体プロディースは敏腕プロデューサーのハワード・ベンソンが手掛けていたことからも、レコード会社のこのバンドへの本気度を感じることができますね。

#1.It’s Not Overでのやや暗い雰囲気での哀愁を帯びたメロディーはCREEDやSTAINDあたりのポスト・グランジ系のバンドに近い感触ですね。しかし#2.Used Toは絶品メロディーの明るいアメリカンロックで驚き。問答無用のクオリティです。いい曲すぎる。#3.Homeはストリングスが美しい優しい雰囲気のバラード。

それ以降も、カラッと明るく聴きやすい#4.Over You、#6.Feels Like Tonight、ゲスト参加したスラッシュがリード・ギターを弾いているダイナミックなロックナンバー#7.What I Want、アコギ主体の繊細で美しいメロディーが魅力、間奏は歪んだギターがガツンと入ったりと展開が巧みな#8.Breakdown、ひときわロック色が強いヘヴィな#10.There And Back Again、切ない雰囲気の歌いだしからサビでは暖かいメロディーでグッとくる壮大なスケールの曲。#12.What About Now、とまさに一分のスキもなし。

昔のBON JOVIが好きな人にはおすすめです。非常に聴きやすいバンドですよ。この後の2nd、3rdも同様にクオリティ高くおすすめです。それ以降はポップ色が強くなりすぎてあまり好きじゃないかな・・・

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