13.It’s On!
14.Freak On A Leash
15.Got The Life
16.Dead Bodies Everywhere
17.Chirdren Of The Korn
18.B.B.K
19.Pretty
20.All In The Family
21.Reclaim My Place
22.Justin
23.Seed
24.Cameltasis
25.My Gift To You
特におすすめの曲!
暗く重いサウンドからキャッチーで聴きやすいKORNへ!
アメリカのヘヴィ・ロックバンドKORNの通算3作目のスタジオアルバム。1998年作品。
前作までのとにかく暗く重いドロドロした雰囲気から、今作ではラッパーをゲストに迎えたりとHIPHOP色が強くなり、また歌メロもキャッチーになりかなりコマーシャルで聴きやすいサウンドになりました。
しかし、その独自の音楽性は圧倒的な存在感を放っています。
前2作の成功により,この時期全盛期だったニューメタルバンドの先駆者として確固たる地位を築いてましたが、今作でさらに音楽性の幅を広げ、さらに一段上のステージに登りました。それにより、この時期に増殖していた数多くのフォロワーのバンド達に改めて格の違いを示し、シーンのリーダーとしての存在感を見せつけました。
まさに「Follow The Leader」というアルバムタイトル通り、「俺たちについて来い」という自信がうかがえます。
私が初めて買ったKORNの作品ですが、入門編には最適だと思います。
KORNといえば1st! という人は多いと思いますが、私はこのアルバムが1番思い入れがあります。
内容ですが12曲目まで数秒の無音が続き、#13のIt’s Onからスタート。#14のFreak On A Leash、#15のGot The Life、
#16のDead Bodies Everywhere、#18のB.B.Kなどヘヴィながらもキャッチーで聴きやすい曲が多い印象。
また、#17のChirdren Of The Kornにはラッパーのアイス・キューブが、#20のAll In The FamilyにはLimp Bizkitのフレッド・ダーストが、#24のCameltasisにはラップグループ、ファーサイドのトレイ・ハードソンが参加しており、激重の演奏と彼らのラップが見事にマッチしていて気持ちいいです。
楽器陣はとにかくヘヴィ。7弦ギターを操るマンキーとヘッドのギターコンビは超ヘヴィなリフを基本に、エフェクターを駆使したトリッキーなフレーズも曲に不気味なフレーヴァーを加えてます。
ジョナサン・デイヴィスのボーカルスタイルも凄い。全身全霊を込めた叫びとささやくような歌声、ラップスタイルと曲によって多彩に歌い分けてます。
KORNはデビューから今でもずっとコンスタントに作品をリリースし続けてます。時期によって音楽性も変えたりと、その衰えない創作意欲には頭が下がりますね。最近ではまた魅力的なアルバムを届けてくれてますし、これからも楽しませてもらえそうですね。