- Intro
- Apocalypse please
- Time Is Running Out
- Sing For Absolution
- Stockholm Syndrome
- Falling Away With You
- Interlude
- Hysteria
- Blackout
- Butterflies & Hurricanes
- The Small Print
- Fury
- Endlessly
- Thoughts Of A Dying Atheist
- Ruled By Secrecy
特におすすめの曲!
ロックという芸術! 永遠に残る名盤!
イギリスのロックバンドMUSEの3作目のスタジオアルバム。2003年作品。
衝撃でしたね。この作品は。
再生した瞬間から圧倒的で超個性的なMUSEの世界へといざなわれて抜け出せなくなります。
このバンドを知ったきっかけは今作の発売にあたり某音楽雑誌で特集されていた事。
クラシック音楽とオルタナロックの融合とか書かれてたので、興味を持って購入したのが始まりでした。
聴いてみてとにかく感動。クラシックに関しては全く詳しくないので語ることはできませんが、クラシックのような壮大で複雑な音楽をヘヴィ・ロックで表現している異質なバンドという事なのでしょうか。実際に彼らの音楽性は「エピック(壮大な)・ロック」と呼ばれているみたいですね。
ロックに焦点を当てても実に様々なジャンルの影響を感じる非常にユニークで多彩なバンドです。
ボーカルのMatthew Bellamyは作詞作曲はもちろん、ギターもピアノもこなす才能豊かなマルチプレイヤーです。
歌声も素晴らしい。
今作のサウンドはとにかくドラマティックで素晴らしい。シンセサイザーやピアノやコーラスなどがふんだんに盛り込まれ、荘厳で綺麗な世界観を感じる。さらに洪水のように美しいメロディが次々と降り注ぎ、とにかく圧巻。
また3ピースとは思えないほど音に迫力があります。
イントロからの#2のApocalypse Please、#3のTime Is Running Outではいきなりそのメロディとダイナミックな展開に圧倒される。そして#4のSing For Absolution、#6のFalling Away From Youではそのあまりに芸術的で美しい曲の世界に魔法にかかったように完全に魅了されますよ。そしてフルオーケストラと共演している#10のBlackoutも本当に良い曲。ボキャブラリーが少なすぎてこの曲の素晴らしさをどう表現すればよいかわかりません・・
かたや#5のStockholm Syndromeや#8のHysteriaではヘヴィなロックサウンドが聴けるし、アップテンポの#14のThoughts Of A Dying Atheistもドラマティックでかつ間奏のギターがカッコ良すぎる。
まさにロックという芸術でしょう。個人的殿堂入りアルバム。たぶん2000年代で最も聴いた作品だと思います。
ぜひ夜に部屋を真っ暗にしてヘッドホンもしくはイヤホンで大音量で聴いてみて下さい。MUSE中毒になる事間違いなし。