- Helena
- Give’Em Hell,Kid
- To The End
- You Know What They Do To Guys Like Us In Prison
- I’m Not Okay(I Promise)
- The Ghost Of You
- The Jetset Life Is Gonna Kill You
- Interlude
- Thank You For The Venom
- Hang’Em High
- It’s Not A Fashion Statement,It’s A Deathwish
- Cemetery Drive
- I Never Told You What I Do For A Living
特におすすめの曲!
ダークながらも超キャッチーに疾走するロックアルバム!
アメリカのロックバンドMy Chemical Romanceのメジャー1作目のアルバム。2004年作品
自分がこのバンドを知ったのは、付けっぱなしにしてたテレビの音楽チャンネルから偶然流れてきた#5のI’m Not Okay(I Promise)。そのあまりの曲の良さに衝撃を受け、とりあえず曲の終わりに左下に表示されたバンド名と曲名をメモしたのが最初。どっちがバンド名なんだ?とか思った記憶が(笑)。
そして数日後、タワレコに行ってCDを探したけど見つからなかった。まだ発売前だったんですよね。その確か1か月後くらいに新作コーナーにて発見した時は狂喜してすぐ購入。以降、彼らの大ファンになりました。
サウンドはパンクロックを基調に、様々な要素を含むロック。「エモ」と分類される事が多かったが本人たちはそう言われるのが大嫌いとの事ですね。
アルバムはダークでメランコリックでゴシックな雰囲気が漂いながらもポップで聴きやすい曲が多いです。
ボーカルに関してはGerard Way(Vo)のクセのあるボーカルスタイルが好き嫌い分かれるかも。また、コーラスがたくさん入っていたり、曲によっては加工された声によるシャウトなんかがたくさん導入されてたり、ギターに関しては2人のギタリストが細かいフレーズを落ち着きなく弾いてたり、曲によっては何本も重ねて録ってます。また色んなエフェクターも使用してサウンドに多様性を持たせてます。
なので人によってはガチャガチャとうるさく感じてしまうかもしれません。
でも曲構成も非常に作り込まれており聴きどころ多し。
どの曲も展開が読めなかったりキャッチーなメロディを聴かせてくれるがなんといっても#5のI’m Not Okay(I Promise)が素晴らしい。キラーチューン。サビのメロディは極上でさらに途中からコーラスを重ねてきて参った!という感じ。間奏もクライマックスまで盛り上がった後の「Trust me!」のセリフでのブレイクからのサビが実にロックで素晴らしいね。
#9のThank You For The Venomもおすすめ。イントロのリフがもう完全にメタル。速くてテクニカルでMegadethみたいです。暗い雰囲気で疾走するがサビが超キャッチーというまさに彼らの魅力が詰まった曲。ギターソロもいいね~。
当時から同じようなバンド達と比べてやっぱり頭1つ抜けてましたよね。モノが違う。
でも次はもっと凄いアルバムを作ってしまうという・・・