- Welcome
- Have You Ever
- Staring At The Sun
- Pretty Fly(For A White Guy)
- The Kids Aren’t Alright
- Feelings
- She’s Got Issues
- Walla Walla
- The End Of The Line
- No Breaks
- Why Don’t You Get A Job?
- Americana
- Pay The Man
特におすすめの曲!
90年代メロディック・パンクを代表する作品!
アメリカのパンクバンドThe Offspringの通算5作目の作品。1998年作品。
The Offspringといえばこのアルバム!という方も多いのではないでしょうか。というかメロディック・パンクといえばこれ!というくらいのマスターピースでしょう。当時私の周りでも凄い人気でみんな聴いてました。音楽性のベースは変わらずとも作品ごとに進化を遂げ、このアルバムで彼らの音楽は完成した印象を持ちました。まさにThe Offspringの集大成ともいえるアルバムでしょう。それほどまでの完成度を誇る魅力的なアルバムです。
まずしょっぱなから勢いが凄い。10秒ほどのナレーションの#1.Welcomeから#2.Have You Ever#3.Staring At The Sunと得意のファストなパンクナンバー。どちらもテンポチェンジが絶妙で曲作りの巧さを感じます。そして彼らの代表曲でもある#4.Pretty Fly(For A White Guy)はまさに一度聴いたら頭から離れないおバカなキラーチューン。初めて聴いた時は「なんじゃこの変な曲は?(笑)」と思いましたがなぜか徐々に好きになり何度も何度も聴いてしまうという中毒性の高い曲。
そして次はこれまた代表曲の#5.The Kids Aren’t Alright。前曲からうって変わってシリアスな雰囲気のロックナンバーで最強の楽曲。イントロのスリリングなギターリフがヤバい。間違いなく彼らの曲で一番カッコ良く、パンクロック史に残るだろうギターリフ。Aメロのコーラスに、大合唱必至のサビのメロディーとまさに非の打ち所がない名曲。だが次の#6.Feelingsも負けてない高速メロディックパンクナンバー。ドライブにピッタリの凄い疾走感が気持ちいい。これ、カヴァー曲なんですよね。
ただ後半の曲は印象が少し弱いかな。というか前半が凄すぎるんですよね。でも不思議なメロディーのポップな#8.walla wallaは聴くほど好きになるし、コミカルな雰囲気の朗らかなスローナンバー #11.why don’t you get the job?も面白くていいですよね。ビートルズの某曲に似てるのはご愛敬(笑)。
改めて言うまでもなくメロディック・パンクロックを語る上で欠かせない超名盤。今作は全世界で1000万枚を超えるセールスを記録しました。彼らの作品で一番売れたのはSMASH(1400万枚!)ですが個人的にはそこまで好きじゃないんですよね~。もちろん嫌いではないですが。